建設業が地域を守る?

ミヤベは、山口県東部の国道の維持管理業務も請け負っています。
インフラを「つくる」仕事も重要ですが、それと同じように重要なのは地域を「まもる」仕事です。
地域を支える地場の建設業者として、どんな業務をしているのかを紹介します。

1.災害応急対応

台風や地震などの災害により受けた被害を復旧します。大雨警報が発令された日や、台風が上陸した時には夜間も当番制で対応。
倒木、道路の陥没や亀裂などの異常が生じた際には該当管理機関より依頼を受け、迅速に復旧作業に当たります。
近年、全国各地で自然災害が多発していることもあり、天気予報のニュースにも常にアンテナを張っています。

大雨の際は、規定雨量に達すると安全な走行ができなくなるため通行止めの対応をします。

万が一、土砂崩れ等が発生した際には、早期に通行できるように応急対応します。

台風上陸時には倒木が道路を塞いでしまうことも。夜間待機している社員が急いで撤去します。

土砂崩れから2次災害防止のための応急対応、道路開放までの様子。

2.平常時の大切な仕事

災害が発生した時だけがミヤベの出番ではありません。
平時にどれだけ安心で安全な道路を提供できるか!?腕の見せ所です。

2-1.道路の点検

1日おきに管轄内の道路を点検しています。約90kmにもおよぶ範囲をパトロールカーでチェック。細かな箇所は車を停めて歩いて直視します。
点検では自動車部品などの落下物の撤去または移動、道路の亀裂や陥没の発見と報告などを行っています。
道路上の落下物は他の車が弾いてしまうと事故にも繋がります。ポイ捨てはダメ!キレイな道路で楽しいドライブを。

2-2.道路の補修

道路の点検で見つけた道路上の欠陥や、劣化による破損を元通りに補修します。ポットホールと呼ばれる小さな穴など小規模の工事から交通規制を行う大規模工事まで種類はさまざま。
いつも走っている道路もいつの間にかキレイになっていませんか?ミヤベは快適な街づくりのお手伝いをしています。

2-3.道路の凍結防止

冬季は道路が凍結する可能性がある場合は前日に凍結防止剤を撒きます。
雨が降り、温度が下がりそうな夜には3回凍結防止剤を撒くことも。
皆さまが安心して走行できるような安全な道を確保しています。
橋や日陰のカーブなど危険な箇所は特に注意して撒布しています。
冷え込む12~2月は皆さんも気をつけましょう!

2-4.路肩、側溝の草刈りや清掃

路肩の草木が伸びて見通しが悪くなると、事故の危険性があります。
特に夏季は草木の成長も早いので、定期的に草刈りを実施しています。
また、側溝や路肩のゴミはそのままにしておくと降雨時の道路の浸水につながります。
路肩や側溝の清掃もミヤベの大切な仕事です。
国道の路肩でブルーのベストを着て作業しているのはミヤベの社員です!

3.ミヤベの思い

ミヤベの社訓は、「人命尊重」です。
この言葉には、「人(ひと)」、「命(いのち)」を尊重するという創業者の思いが込められています。
岩国で創業してから70年余り。
地域や住民の方々に支えられてここまで来ました。

地域を支える力となれるよう、「人命尊重」を胸にこれからも岩国を中心とした山口県東部を守っていきます。